「卑怯者の恋」 - 先輩 -

【 タイトル 】 「卑怯者の恋」 - 先輩 -
【 脚本製作 】 おおわらい
【 登場人物 】
 ・ 星野茂(ホシノシゲル) ♂ 18歳(高校3年生) 攻
   平瀬と同じ部活動の先輩で、陸上部の部長でもある。
   インハイ終了した後、数ヶ月で二年生に部長の座を引き渡す位置に居る。
   3年でしかも部長な為か自信家で多少なり偉そうにふんぞり返ってしまう節が多々あるが
   部活内においてはフォームチェックなど細かく見て指導出来る持ち主

 ・ 尾張大樹(オワリダイキ) ♂ 16歳(高校1年生) 受
   平瀬と同じクラスの同級生。中学時代から仲が良い。
   陸上部の期待のエースで1年ながらインハイ出場を決め、見事準優勝を果たした実力者。
   アウトドア系なタイプで、体力には自信があるアグレッシブタイプではあるが
   かと思えば意外に勉強も両立出来てしまっているオールマイティな人気者
   相手の気持ちを考えて行動する非の打ち所のない明るい性格

 ・ 平瀬智也(ヒラセトモヤ) ♂ 16歳(高校1年生) モブ
   尾張と同じクラスの同級生。中学時代から仲が良い。
   先日、体育前の更衣室で無理矢理迫られた際、尾張に告白をされ
  一時それを受け入れたが、やはり無理だと思い、尾張に電話で別れを突きつけた。

 ・ 陸上部マネージャー(−) ♀ 18歳(高校3年生) モブ
   平瀬と同じ部活動の先輩で、陸上部のマネージャーをしている。
   元よりしっかりした性格ではなく、いつもテキトーな暇潰しのために部に来ている。


   ※この作品にはボーイズラブ要素が含まれていますのでご注意ください。

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使用脚本

 
  ≪部活終わり、更衣室で着替えている尾張≫
女子マネ  「じゃあ、大樹くん! 鍵、置いておくから、戸締りよろしくね!」
尾張大樹 「あ、はい・・・。お疲れ様です・・・
  ≪尾張に部室の鍵を渡し帰る≫
尾張大樹 「はぁ・・・・・・(深いため息)
  ≪星野部長が部室に入ってくる≫
尾張大樹 「・・・・・・?!・・・星野、先輩・・・
星野茂   「大樹、今ちょっといいか?
尾張大樹 「・・・・・・はい
星野茂   「お前さ、最近どんどんタイム落ちてんだろ。・・・なんかあったのか?
尾張大樹 「・・・インハイ終わって、気が抜けてただけです。・・・すみませんでした
星野茂   「・・・・・・。・・・他に理由は?
  ≪回想シーン:平瀬からの別れの電話≫
平瀬智也 『尾張・・・・・・俺やっぱ、お前と付き合うとか・・・無理だ。・・・ごめん
  ≪回想シーン終了≫
尾張大樹 「・・・・・・
星野茂   「・・・・・・はー。・・・フラれたんだろ、クラスの奴に
尾張大樹 「・・・!!
星野茂   「失恋が辛いのも分かるけどさ、インハイ終わって2週間だろ?
        そろそろ踏ん切りつけろよ。
尾張大樹 「・・・星野先輩には関係な――・・・
  ≪星野、尾張の背後にあるロッカーに思い切り壁ドン≫
星野茂   「俺が慰めてやるよ・・・。ちゅっ・・・ちゅく・・・んっ・・・(無理矢理キス)
尾張大樹 「っん?!・・・んっ・・・・・・はぁ・・・っ・・・ちょ、何するんですか!
        ふざけるのも大概にしてください!!
星野茂   「誰がふざけてるって?
尾張大樹 「俺はっ、アンタのオモチャじゃないっ!! ・・・っ!!
        ・・・離してくださ・・・んっ・・・!!
星野茂   「俺は本気だよ・・・。・・・口、開けて・・・
尾張大樹 「・・・・・・。(頑なに口を閉じる)
星野茂   「はぁ・・・。ふっ・・・。(ため息→鼻で笑う)
        でもいつまでそうやって虚勢張ってられるんだろうな?
  ≪星野、尾張の鼻を摘み息が逃げないようにする≫
尾張大樹 「・・・っ?!
星野茂   「クスッ・・・ほら、鼻つままれて・・・、息出来ないと苦しいだろ?
尾張大樹 「・・・・・・ぷはっ!! ・・・はぁ・・・ぁぐ!? ・・・へ、へんは(せ、せんぱ)
  ≪我慢出来なくなり口を空けて息をした尾張の口に星野が指を突っ込む≫
星野茂   「しっかり舐めろよー・・・
尾張大樹 「・・・はぁ・・・っ・・・んっ・・・あぅ・・・はぁ・・・っ・・・ちゅ・・・
星野茂   「ん、もういいよ。ご苦労さん。
  ≪尾張の口から指を抜き、尾張のズボンを脱がせる星野≫
尾張大樹 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。
        ・・・っ!? 星野せん・・・なに、考えて・・・!
        離してくださいっ・・・! 先輩っ・・・!
星野茂   「・・・大樹、もしかして初めて?
尾張大樹 「・・・うぅ・・・
星野茂   「指、入れるよ・・・?
  ≪尾張に指を1本入れる星野≫
尾張大樹 「・・・は・・・ぁ・・・あぁ・・・!
        ホントに・・・ゆ・・・指・・・、入って・・・っ・・・!?
星野茂   「ちゃんと息して、力抜いてて。2本目、入れるぞ・・・
  ≪尾張に2本目の指を入れる星野≫
尾張大樹 「あぁ・・・!っぐ・・・。はぁ・・・っ・・・!
星野茂   「・・・そろそろいいかな・・・
  ≪星野、指を抜き自身のズボンを下ろす≫
尾張大樹 「・・・っ!? ちょ・・・先ぱ・・・
星野茂   「・・・っ・・・、入れるぞ
  ≪尾張に挿入し、待たずに動き始める≫
尾張大樹 「・・・っ!! イヤ・・・だ!!
        やめ・・・やめてくださいっ・・・あぁ・・・はっ・・・っ!
        ・・・嘘・・・・・・嘘だ・・・はぁっ・・・っく・・・!!
星野茂   「・・・なぁ、大樹。俺のモンにならねぇ・・・?
尾張大樹 「っ・・・ふ・・・ぐっ・・・(喘ぎを耐えながら)
星野茂   「俺は、お前をフッた奴の何十倍も何百倍もお前のこと愛してやれる・・・。
        大事にするから・・・な・・・?
尾張大樹 「・・・・・・っ・・・それでも・・・・・・それで・・・も・・・、俺は・・・
星野茂   「好きだったんだ・・・ずっと、前から・・・
尾張大樹 「俺、はっ・・・あいつが・・・っ・・・好きなんですっ!!(言い切る)
  ≪星野の動きが止まる≫
尾張大樹 「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・っ・・・
星野茂   「・・・っ・・・、そう・・・か・・・
尾張大樹 「ごめんなさい・・・、俺はアイツが・・・、・・・平瀬が
星野茂   「悪りぃ・・・。・・・っ、ごめん・・・
  ≪聞くのが耐えられず急ぎズボンを穿き部室を出ていく星野≫
尾張大樹 「・・・はぁ・・・。何やってんだ、俺・・・

  ≪携帯の音、平瀬からの電話に恐る恐る出る尾張≫
尾張大樹 「・・・っ・・・!・・・もしもし・・・
平瀬智也 『・・・尾張?
尾張大樹 「・・・・・・なんだよ
平瀬智也 『ぁ・・・いや、別に・・・その、なんていうか・・・
尾張大樹 「用がないなら切るから・・・
平瀬智也 『待ってくれ、尾張!!切らないで、そのまま聞いてくれ・・・
尾張大樹 「・・・何だよ・・・
平瀬智也 『お前に・・・話が、あるんだ・・・。・・・会えないかな・・・?

END

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